いざ平和になると誉れある戦いをした英雄が求められるのが武家社会の難しいところよ
>>58
平和前の民「誉れとかどうでもいいから俺たちを救え!」
平和後の民「あの侍誉れを無しで敵を倒したらしい…救ってくれたのはありがたいけど無いわー」
民からしても自分たちに都合の良い英雄像が欲しいだけ
>>65
都合のいいというか優先順位の問題だし、成功を積み重ねれば自然とハードルは上がるものよ
志村の誉れって平和時には正解だと思うけど、有事の優先度は低くなる
不幸なのが本人が誉れで勝てないっていうのを頑なに認められないことだよね
コンコルド錯誤というか日本軍的なアレというか
志村城攻めた時は仁を上手く使ってやるべきだったな
ってなるよどうせ
仁を完全に悲劇の正義にしないために
毒殺したら蒙古に真似されて村人を毒の実験に使われるとか
なんなら「冥人の毒」という名前で有名になり、対馬の百姓が憎い相手を毒殺したりしてて
誉れおじさんが誉れの誉れによる誉れのための政治をやってた事に正当性を持たせたりしてて
本当に上手いシナリオだ
まあこんな都合の良い人間なんて出ないけどな
内心めっちゃ後悔してたろアレ
>>84
これが志村のほんとに無能なとこだと思う
男鹿は苦言を呈しつつも島奪還までは目をつむってくれたはずだよね
なのに地頭が謀反人なんて言ったら立場上それに追従するしかねーじゃん
直属の部下で養子みたいな存在にはっきりと命令無視されてるんだからはっきり謀反人扱いしないと志村家自体の存続も危ういぞ
仁が伯父上のメンツを潰して家名に泥を塗ったのはのは間違いない
そもそも仁さんがいなきゃ
叔父上とっくに死んでる罠
けど仁にとってはその提案が地雷級に受け付けられないものだったんだよなそこから口調も変わるし
元スレ:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/famicom/1596976900/
誉れで対馬は救えましたか?(震え)
まぁ「救う」のと「治める」のは別物だけどさ
志村の一番ダメな所は同じミスを二度もしようとした事よ。
その理由が誉れなんだから言われても仕方ない。
単純に柔軟性がないというのもあるけど。
身内で溺愛してた甥なんだから、もちっと庇えばよかったのにね。
伯父上は優秀な人物なんだろうけど、まず誉れありきで、そこから軌道修正出来なかった。
仁パパの懸念が、最悪の形で出ちゃった。
こうやって叔父上が叩かれてるのみると、政治って難しなと思う
志村としてはあの場では侍たちの手前ああ言ったけど
しばらく謹慎させれば反省するだろうし、その間に色々根回しして結局は跡継ぎにしようとか考えてたけど
仁が親子の絆を捨てて脱走してまで蒙古を倒しに行こうと考えてたのが予想外だったんじゃないかと思う
仁が蒙古を毒殺した時、志村が「本土の人間が~」とか「志村の名が~」とか言い出したの見て
叔父上の言う誉れが「正義」や「正々堂々」ではなく「世間体」の意味だとはっきりした。
あげく民やゆなを犠牲にしてでもその誉れを守ろうとした。
この時点で民や仲間を大事にする仁にとって誉れは何の価値も無くなった。
だから叔父上との決別を意味するあの台詞が出てきたのかと。
>不正した政治家は死ぬまで叩かれるから不正だけはすんなって言ってるのと同じやで
ゆなに全部押し付けようとしたのは不正じゃないのかと。
叔父上にとっては誉れはやっぱり外聞とかのイメージだと思うぞ。
もちろんそれを大事にしてきたからこそ本土からの援軍があったんだから無意味では決してないんだろうけど
外交とか経験してない仁にとってはくだらないものに見えてしまったんだろう。
不正した政治家は自分のためにやってるけど、仁の場合は民の為だからな…
民の規範となる姿が誉れだって叔父上ずっと言ってるじゃん
不正した政治家は死ぬまで叩かれるから不正だけはすんなって言ってるのと同じやで
その世間体という家名の下にいろんなやつの命がぶら下がってる訳だろうししゃーない
ゆな殿がバンバンタメ口利いたりするから忘れがちだけど、あの時代の武士と民は対等じゃない。野盗一人に罪着せて跡継ぎが救えるなら安いもの。むしろあそこは叔父上なりの親心だよ
まあ、ゆな殿に命救われて冥人として生きるキッカケまで与えてくれた仁さんからすれば、到底受け入れられない提案だったんだろうけど
俺は仁さんもゆな殿も叔父上も好きだけど、誰が悪かったのかって考えるとなかなか難しい。考えさせられる作品だ
それな…
立場とか考え方が違うから行動原理が違うんよね
最初ゆなは生き延びられればよかったわけだけど、志村殿からすれば「民全体を守ること」と「統治すること」と「家を守ること」の3つをしなきゃいけない。この3つのバランスで「誉れ」を機能させてた。
仁も境井家のトップだから志村殿と同じ境遇なんだけど、初戦の後から誉れの中の「民を守る」部分が強く出て、実利をとる冥人になった。
冥人も民から見れば「誉れ」になるけど、志村殿や幕府から見れば「誉れ」になってない。だから志村殿もゆな(民)を捨てて幕府の知る「誉れ」に戻そうとしてくれたんだろうな…
仁の冥人化は、初戦で生き残ってかつ志村殿が捕まった時点で運命だったのかも。
先行して兵器破壊してこい、で志村おじも志村おじなりに仁を使いこなそうとしてるんやな…
からの、ナチュラルに破壊→奪取へノータイム切り替えで仁お前…ってなったわ
流石にあそこは志村おじを立てたかったわ
わかるあそこサラッと火槍利用してて浮世草生えた
まぁ仁君も物語開始時点では誉れマンだった訳で
幼馴染みに飯で裏切られたり自分を慕う若者が目の前でちょんぱされて無力感感じたり誉れだけではどうにもならん事が立て続けに続いたからああなってもしゃーないんや…
この辺の葛藤をプレイヤー自身に体験させる構成、脚本が本当に素晴らしい
じゃあどうすればいいんだよ!という迷いを感じながら戦っていくのは秀逸
ほんとそれ。離之段で蒙古が毒使い出したときはとうとう冥人の負の側面が顕在化したかと思った。けれど仁さんが冥人にならなければ救えなかった人達も大勢居たわけで……難しいよね