現在開発中の閃乱カグラ最新作『閃乱カグラ7EVEN』ですが、新たに公開された高木謙一郎さん(閃乱カグラシリーズプロデューサー)へのインタビューにより、その制作が当初の構想からかなり変更される可能性や、規制の緩いSteam版などへの移行の可能性などが判明しました!
インタビュー全文はこちら:世界を揺るがすあの問題に対し、ついに爆乳Pが口を開いた! 『閃乱カグラ』シリーズステージイベント&高木P メディアセッション【台北ゲームショウ2019】
記事より抜粋
――以前のインタビューで『閃乱カグラ』の新作はPS4で開発中、ということだったのですが、現在PS4はセクシー表現の規制が厳しくなっている、という話があって、この状況に対してどう思っていますか?高木 規制の動きというのはプレイステーションに限らず、どのプラットフォーム、どのジャンルにおいても少しずつ世界的に広がっていく流れで、いずれそういう時が来るだろうな、とは予想はしていました。思ったより早くその流れが来てしまって、今まさにどうしようかなと悩んでいるところではあります。
――今の話を踏まえて、『閃乱カグラ7EVEN』の完成バージョンは最初の発想からかなり変更を加えたものになりますか?
高木 そうですね、当初思い描いたものではきっとリリースできないだろう、というところなので、すべてにおいてやり直すというか、考え直すというところですね。
――『7EVEN』において、対象年齢の違う2つのバージョンをリリースする計画はありますか?
高木 2つに分ける、ということは考えていないですね。(いろいろ考えながら)……難しいですね。
――PS4に比べてSteamなどはセクシー要素に対する上限が緩めだと感じているのですけれども、もし、今後PS4がますます厳しくなったら軸足をPCに移す可能性はありますか?
高木 可能性はなくもない、って感じですね。ただ、PCだけだとなかなか辛い気はするんですけどね、ジャンルとして。どちらかというとニッチなので。リアルなシューティングが多いPC上で……うーん、行けるんであればそうしますが。
――『7EVEN』の話に戻りますが、中国語版は日本と同時発売する予定はありますか?
高木 やはり何年か前から、少なくてもアジア地域においては一斉に発売したいというのはわれわれも目標として作ってきているので、そこを目指したい。ただ、今は『7EVEN』をどうやって出していくかという課題があるので、そこを乗り越えられたら、中国語版を同時に出したいと。
――制作が難航しているのはやはりセクシー要素が多いからですか?
高木 「服も脱げない、破れない、おっぱいも揺れない『閃乱カグラ』でいいのか?」というところですかね。
――胸を出せない、胸が揺れないとありましたが、今までシリーズの中で表現したものも不可能になった、ということでしょうか。
高木 まずできること、というのはあると思うんですけれども、多くのことがきっとできなくなるであろう、規制はますますもっと厳しくなっていくであろう、と。どこまでやっていいのか基準がないので、非常に苦心しているんですね。
『閃乱カグラ』シリーズの魅力というものはセクシー要素だけじゃないと僕は思っているんですけど、そこを削ってしまっては、魅力が薄れてしまう。セクシー要素がなくても面白い要素はたくさん作れるんですけれども……答えは出てないんですよね。
ソニーが先行しているとはいえ、いずれスイッチやPCでも同じように規制の流れは来るのでしょうか…?
「当初の構想」が他のプラットフォームで実現できるならそっちで存分にやってほしいですね・・・閃乱カグラほどはっちゃけたノリのアクションゲームが規制の流れに飲み込まれるのはもったいないぞ;;
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