時間の許す限り書いてくぜ!
匂い立つ血の酒
投げつけると濃厚な匂いを放つ、熟成した血の酒
それは血に飢えた獣を強く惹きつける
生産量はごく少ない貴重なもの
酒はヤーナムには似合わない。むしろ血に酔うのだ
ブラボ序盤の強敵である獣を、投げつけた場所に引き付けてくれる便利アイテム。
ただ結構な貴重品なので初心者は一度も使わずにクリアした人も多いかもしれない
選んだ理由はやっぱり最後の一文。宮崎氏らしいセンスが光ってる
というか俺の解説いるか?書いてて不要な気がしてきたんだが
石ころ
ヤーナムのあちこちに転がる、まるい石ころ
適当に投げつけることができる
それ以上のことはない
敵にぶつけて一体だけ釣ったりするのに使うアイテム。
しかしこの石ころ、目玉がいっぱいついてる脳みそ女からやたらドロップする。
グラフィックをよく見てみると目玉に見えなくもないが、それ以上のことはない。
狩人の徴
脳裏に刻まれた逆さ吊のルーン。狩人の徴
これを強く思うことで、血の遺志を捨て、狩人は目覚めをやり直す
すべてのできごとが、まるで悪夢であったかのように
ダークソウルシリーズのダークリングに相当する、帰還アイテム。
これまた最後の一文が評価ポイント。ここから飛躍してブラボの物語自体が悪夢なのでは?と考察する人もいるようだ。
ショップや保管箱で
狩人の確かな徴
狩人の脳裏に刻まれた逆さ吊のルーン
これを模し、よりはっきりとしたヴィジョンを可能にする呪符
これにより、血の遺志を捨てず、狩人は目覚めをやり直せる
まことに都合のよい技術である
上記のアイテムの上位互換。かなりお世話になるアイテムの一つだろう。
最後の一文がメタ的で好き。プレイヤーからこう揶揄されることを見越していたのか?
これはよい企画
>>16
勢力図ごっちゃごちゃしてるブラボの中で唯一手放しで安心できるキチ○イ火薬庫すき
火薬の狩人証
工房の異端として知られる「火薬庫」が発行した狩人証
複雑な機構構造と、爆発的な威力にこそ魅力を見た彼らは
それまでの工房とは一線を画す、奇妙な武器を生み出した
今は亡き「火薬庫」は嘯いたものだ
「つまらないものは、それだけでよい武器ではあり得ない」
>>16も大好き、イカれた火薬庫のテキストが満を持して登場。
パイルハンマー、俺も大好きです。
輝く硬貨
特に輝きを放つ雑多な硬貨
獣狩りの夜に商うものなど皆無だが
夜道に撒けば、道標くらいにはなるものだろう
あるいは、遠い夜明けまで貯め込んでおくとよい
到底明るい雰囲気が感じられない世界観ならではのセンス。ヤーナムジョーク。
これを女キャラの絶対領域にばらまいて妄想する変態がいるとかいないとか。
狂気の死血
血の遺志を宿した芳醇な死血
使用により狂気的な血の遺志を得る
それはまさに狂気であり、まともな人のものではない
あるいは、まともであることの、なんと下らないことか
またまた最後の一文。
ブラボの根底に流れるテーマといっても過言ではないのではないだろうか。
上位者の叡智
上位者と呼ばれる諸々の存在
神に近い彼らの、失われた叡智の断片
使用により多くの啓蒙を得る
かつてビルゲンワースのウィレームは喝破した
「我々は、思考の次元が低すぎる。もっと瞳が必要なのだ」
個人的に大好きなテキスト。我らに瞳を与えたまえ!
彼方への呼びかけ
医療教会の上層「聖歌隊」の秘儀の1つ
かつて医療教会は、精霊を媒介に高次元暗黒に接触し
遥か彼方の星界への交信を試み、しかしすべてが徒労に終わった
すなわちこれは失敗作だが、儀式は星の小爆発を伴い
「聖歌隊」の特別な力となった。まこと失敗は成功の母である
神秘マンの最強秘技。みんな大好きミコラーシュのこれに辛酸を舐めさせられた人も多いことだろう。
後に紹介するかもしれないが、聖歌隊の失敗率が高すぎる気もする
初代ACの「原初の記憶、鋼の監獄」ていうキャッチコピーすき
死んだら経験値消えるRPGとか嫌い
ぶっちゃけ上手い下手よりも根気が大事なゲームよ
結局の所覚えゲーだから
それな
ダンジョン攻略もそうだが、ボス戦も持久戦になるから根気が何より大事
やっぱ死に覚えゲーか・・・仁王はクリアしたけど所々イライラしながらやってたからなぁ不安だ
難易度の「体感」ピークは序盤の広場~黒い獣2匹のエリアだからそこ超えられればクリア余裕だぞ
レッドゼリー
聖杯の儀式に必要となる素材の1つ
それは地下遺跡の各所に死に落ちた
人ならぬ、なりそこないの赤子たちである
入手したとき「レッドゼリー?」と思ってテキストを読むとコレ。
こんなのを持ち運ぶ狩人様…流石です。
地下墓の鍵
オドンの地下墓を閉ざす門扉の鍵
この地下墓の先、オドン教会は聖堂街の中心にあり
だが、いまや人気のない廃教会である
噂では、オドンの住人は皆、まともではなくなってしまうのだと
オドン教会へ向かう扉の鍵で恐怖心をあおってくるスタイル。
既プレイ勢はご存知だろうが、残念ながら噂は正しい。
鉄扉の鍵
揺りかごの2つの聖堂、これを繋ぐ3つの大橋の内
中断のそれに至る鉄扉を開く鍵
悪夢の世界に、盗人のあろうはずもない
それでも扉を閉じることには、それなりの理由があるものだ
近づくべきでは、ないかもしれない
ラスダンの隠しエリアで使う鍵。
なんだか物々しい雰囲気だが、別にたいしたことはない。
聖堂街上層で啓蒙吸われまくった俺は、むしろこっちに書いてほしかったと切に願っている。
人に留めるよすがとかいうやつ
火薬庫や工房のロマン武器も獣化に対抗する術っていうのが良いよな
変形武器の存在に説得力も与えてる
血晶石の工房道具
狩人の夢から失われていた、工房道具の1つ
これを取り戻した狩人は
血晶石を捩じりこみ武器を強化できるようになる
結晶石の強化は、また武器の性質を様々に変化させる
それは、血そのものが生き物を規定するように
地底人たちの必須アイテム、血晶を武器に付けるためのアイテム。
我ら血によって生まれ、人となり、また人を失う…
古びた狩人証
老ゲールマンの時代に発行された狩人証
もはや意味もなく、ただ過ぎし日を懐かしむものだ
それは古い者たちの特権であり、侵すべきものではない
そっとしておこう。真にその遺志を継ぐものでなければ
一周目で手に入れるのがなかなかシビアなアイテム。
鎌の刃の形をしてるのがオシャレ
星の瞳の狩人証
医療教会の上位会派「聖歌隊」の一員の証
その瞳は宇宙を象っている
「聖歌隊」の気付きは、かつて突然に訪れたという
すなわち、地上にある我々のすぐ頭上にこそ
まさに宇宙があるのではないか?
もはや説明不要。宇宙は空にある
女王の肉片
カインハーストの女王
アンナリーゼの憐れななれの果て
だがこのピンク色の肉片は、まだ呪われたように熱い
素晴らしきかな不死、血の女王よ
アルフレート君に潰されたアンリナーゼちゃんの肉片。
これに欲情する啓蒙高き猛者もいるらしい。
【悲報】女さん、ムッチムチのドスケベボディを披露してしまう・・・
カレル文字 湖シリーズの後半
大量の水は、眠りを守る断絶であり、故に神秘の前触れである
求める者よ、その先を目指したまえ
前半はほぼ共通なので割愛。
DLCクリア後に読むとあの地形にも納得できるかも。
カレル文字 爪痕
人ならぬ声の表音となるカレル文字の1つ
「爪痕」とは、血の温もりを求める獣のごとき衝動であり
狩人の昏い一面、内臓攻撃の威力を高める
筆記者カレルは、「爪痕」と「獣」の違いに言及している
「獣」が、人の内に見出された、望まれずおぞましい本質であれば
「爪痕」は、その気付きの、逃れ得ぬ誘惑の痕跡なのだと
ソウルシリーズにありがちな、何いってるのか分からん系テキストはブラボでも健在。
宮崎氏は啓蒙が高すぎる
似てるので二つのテキストの後半を纏めて。
病めるローランの聖杯
悲劇の所以は「獣の病」であったといわれ
病めるこの地は、あるいはヤーナムの行く末なのだろうか
病めるローランの汎聖杯
病めるローランの各所には、僅かに、ある種の医療の痕跡がある
それは獣の病に対するものか、あるいは呼び水だったのか
本編は滅び行くヤーナムが舞台だが、こちらはすでに滅びてしまったローランの哀愁を感じさせる。
汎聖杯の方のラップ感がとても好き。
真っ赤な血晶石
武器を強化し、様々な性質を与える血晶石
雫型は、あらゆる武器、形状に適合する特別なものである
真っ赤なブローチから生じたそれは、リゲインを強化する
リゲインはもっと狩人らしいスキルの1つであり
死闘の後、なお一人立つ狩人の象徴でもある
ブラボの好評価ポイントであるリゲインシステムに唯一?言及している、珍しいテキスト。
仕込み杖
狩人が獣狩りに用いる、工房の「仕掛け武器」の1つ
刃を仕込んだ硬質の杖は、そのままで十分に武器として機能するが
仕掛けにより刃は分かれ、まるで鞭のように振るうこともできる
武器を杖に擬し、獣に対するに鞭を振るう様は、様式美の類である
それは、自ら獣狩りの血に飲まれまいとする意思だったのだろうか
初期武器三つの中で最もマゾい、仕込み杖のテキスト。
トップハットのテキストにも共通しているが、狩人も獣にならないために必死だったのだろう。
トニトルス
医療教会の工房で変人として知られた
アーチボルドの手になる独特の「仕掛け武器」
この奇妙な鉄球の槌は、マッチのように擦ることで
黒獣が纏うとされる青い雷光を人工的に再現する
ただし当時の狩人には、あまり好まれなかったようだ……
読み間違いで散々ネタにされている、トルトニスでもトトトニスでもトトトトトでもない変態アーチボルトさんの電マ。
シモンの弓剣
医療教会、最初期の狩人として知られる、シモンの狩り武器
銃器を忌み嫌った彼のために、教会の工房が誂えた特注品であり
曲がった剣の大きな刃は、仕掛けにより弓に転じる
だが僅かばかりの友の他は、皆、シモンを嘲った
弓で獣に挑むなどと
啓蒙高き本スレではタコ焼きやさんとして親しまれているシモンさんの得物。
変形機構が謎過ぎるカッコイイ武器だが、脳筋狩人たちはロマンを解さなかったようだ
落葉
時計塔の女狩人、マリアの狩武器
カインハーストの「千景」と同邦となる仕込み刀であるが
血の力ではなく、高い技量をこそ要求する名刀である
マリアもまた、「落葉」のそうした性質を好み
女王の傍系でありながら、血刃を厭ったという
だが彼女は、ある時、愛する「落葉」を捨てた
暗い井戸に、ただ心弱きが故に
最後の一文界の巨塔。韻を踏みつつ想像の余地を掻き立てる名文。
木の盾
獣狩りに蜂起した群衆が使用した、粗末な木の盾
基本的に、狩人は盾を用いるものではない
なぜなら、獣の膂力に対し、それはあまりにも無力なのだ
盾はよい。だが、過信することなかれ
銃パリィに慣れない不死たちが拾って喜び、結局死蔵する残念な盾。
ボス戦によっては有効だが、過信することなかれ。
ガラシャの拳
指を差し込む穴が開いただけの鉄塊
大柄な女狩人、のろまのガラシャの特殊な狩り武器
銃を使えぬ彼女は、この鉄塊でただ獣に殴りかかり
だが大きくよろめかせたという
その様はある種英雄的で、彼女は凄まじい狩人だった
故にその武器は、ずっと彼女の名で呼ばれている
DLCで大々的に登場した、ブラボ有数の産廃武器。
パリィが取れるなら未だしも、貧体狩人ではただのパンチにしかなりえない。
あるいは筋力99で覚醒するのだろうか。
呪詛溜まり
蹂躙された漁村の住人、その頭蓋骨
おそらくは、頭蓋の内に瞳を探したのだろう
過酷な仕打ちの後が、無数に存在する
だからこそ、この頭蓋は呪詛の溜まりとなった
呪う者、呪う者。彼らと共に哭いておくれ
勘違い系ビルゲンワースに頭をほじくられた可哀相な漁村民。
ギイィ…ギイィ…
地下牢の鍵
大聖堂の地下牢の鍵
地下牢には、狩人たちが囚われている
見るべきでないもの、知るべきでない事
すべて暗く朽ち果てるように
ブラッドボーンらしい陰湿テキスト。
この鍵のテキストを読んだことある人は少ないかも。俺もさっき初めて存在に気づきました。
露台の鍵
実験棟1階、露台の扉の鍵
時計塔のマリアが、患者アデラインに渡したもの
せめて外気と花の香が、彼女の癒しとなるように
だが彼女は、それを理解できなかった
DLCの癒しキャラ、アデラインちゃんからのプレゼント。
マリアちゃんの優しさも垣間見える。
ローレンスの頭蓋
医療教会、初代教区長たるローレンスの頭蓋
だが現実には、彼は初めての聖職者の獣であり
人の頭蓋は悪夢の中にしか存在しない
それは、終に守れなかった過去の誓いであり
故にローレンスはこれを求めるだろう
追憶が、戻るはずもないのだけれど
落葉と並ぶ最後の一文界のエース。
声にだして読みたい。
脳液(アデライン)
薄暗いアメーバ状の脳液。プルプルと弾力がある
頭部が肥大し、遂に頭ばかりとなった患者から採取したもの
内なるものを自覚せず、失ってそれに気付く
滑稽だが、それは啓蒙の本質でもある
自らの血を舐め、その甘さに驚くように
啓蒙について触れている珍テキスト。
難解な啓蒙系テキストの筆頭。
カレル文字 導き
かつて月光の聖剣と共に、狩人ルドウイークが見出したカレル
リゲイン量を高める効果がある
目を閉じた暗闇に、あるいは虚空に、彼は光の小人を見出し
いたずらに瞬き舞うそれに「導き」の意味を与えたという
故に、ルドウイークは心折れぬ。ただ狩りの中でならば
ブラボ有数の激アツボス、ルドウイークが持っていたカレル。
彼は戦いの中でしか正気を保てなくなっていたのか。
とにかくカッコイイ。
マリアが落葉捨てたのはパキンって音が地味だからだよ
だってマリアが現役で使ってるのバキィィンだもん
トップハット
紳士然とした様式美を愛する狩人たちの帽子
仕込み杖がそうであるように、ある種の狩人は様式美を重んじる
彼らにとって、様式美であれ、あるいは美であれ正義であれ
それらこそが人らしさであり、狩人を人に留めるよすがなのだ
さっきトップハットの話題が出たので紹介。
形から入るタイプの狩人もいたのだろう。
ルドウイークは教会服で話しかけた時の俺ってすげえ頑張ってきたけどどうだった?って質問に涙出そうになる
殺すけど
仕込み杖とノコギリブンブンばっかり使ってたわ
ヤーナムの狩帽子/装束/手袋/ズボン
医療教会の最初の狩人、ルドウイークは
かつてヤーナム民の中に狩人を募った
これはそのための狩装束であり、単純な防御力に優れる
尤も、常人が獣に挑むとすれば、気休め程度のものであろうが
尤もは「もっとも」。ブラボは漢字のお勉強にも最適。
木の盾と似てるが、防具はないと困るので風評被害か。
黒フードの/ヤハグルの鉄兜
隠し街の狩人たちが被る鉄兜
隠し街を主宰する「メンシス学派」に通じる彼らは
狩人とは名ばかりの人さらい共であり
黒いフードを目深に被っている(黒フードの鉄兜)
黒いフードを取り去ったそれは、前時代的な兵士を連想させる(ヤハグルの鉄兜)
狩人の衣装としては珍しく金属製の防具であり
物理攻撃に限れば防御効果は高め
ソウルシリーズの中でもこの終わり方はほとんどないのでは。
これ、ほんとに宮崎氏のテキストか?と疑ったが、そういう気分だったのだろう。
学徒の正装/ズボン
かつての学府、ビルゲンワース学徒の正装
厚手のマントのついたもの/を取り去ったもの
ビルゲンワースは医療教会の源流であり
その影響は、多くの衣装にこそ強く残っている
知識でもなく、哲学でもなく、外形ばかりを模するなど
学長ウィレームの憂いはいかばかりであろうか
ワードセンス爆発系テキスト。
声に出して読みたい。
幻視の王冠
カインハーストの所蔵する秘宝の1つ
かつて幻を視るといわれた古い王の冠は
また秘密を隠す幻を破るカギでもある
故にローゲリウスは、自らこれを被った
もはや誰一人、穢れた秘密に触れぬように
寒々として玉座から、はたして何が見えていたのだろうか
なかなかに謎の多い王冠のテキスト。
問い掛け系テキストはセンスが試されるが上手くまとまってる。
肥大した頭部
聖堂の患者、その肥大した頭部の1つ
その内に、丁度人が被れるほどの空洞があるが
正気であればこれを被ろうとは思うまい
だが耳をすませば。湿った音が聞こえる気がする
しとり、しとり。水の底からゆっくりと、滴るように
通称梅干し。イカレたデザイナーの啓蒙の塊。
神秘は水に関しているようだ。
そろそろネタ切れ&時間切れだ…
そのうちダクソ3編もやると思います
お疲れ様でした!
まぁ乙
元スレ:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1538908538/
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